2018年2月27日火曜日

飼い主のふたつの決断

昨日はごまの診察日。
(これまでの経過はこちらをご覧ください → 【今日の診察結果】



まず血尿が出て膀胱炎と診断され、この1週間抗生物質を飲んでいましたが血尿はおさまらず
さらに昨日の検査で、まだ細菌もウジャウジャいることが判明。

なので抗生物質の種類を変更して、様子を見ることに。



そして、昨日先生と話をして何を決断したかというと…



『これ以上、肥満細胞腫の治療は行わない』

つまり… これ以上、分子標的薬の投与は行わないという決断をしました。



週に2錠 → 3錠に増やし、2週間様子を見ましたが効果なし。

むしろ腫瘍はどんどん大きくなり、むくみも増す一方。

食欲にムラが出始め、頻繁にお花畑へ出かけていくごまの状態を考えると
もうこれ以上、肥満細胞腫と闘う必要はないかな… と。



投薬 ・ 休薬を繰り返しながら、計30錠投与してきました。

この30錠の分子標的薬が、ごまの命を半年間繋いでくれました。

2~3ヶ月の余命宣告から、よくここまで頑張ってくれました。



もうエエわ… とかではなく、この先は体に負担を与えるようなことは避けて
ごまがツラい思いをしない程度に、寿命と闘って行けばいいかな… と。



ということで、今後は完全に緩和ケアの方向へ舵を切ることになりました。

続ける薬はステロイド、抗ヒスタミン、H2ブロッカーの3種類
そして膀胱炎の治療のための抗生物質です。




そして、もう一つの決断は…

『ごまを病院に連れて行くのは、これで最後にする』 ということです。



昨日、病院から帰ってきた直後のごま。



ハーネスで補助しながら、玄関 → 車へ数メートルの移動。

病院では入り口の前に駐車出来たので、車 → 診察室への移動も短くて済みました。

家の玄関を出てから帰って来るまで
ハーネスの力を借りて数十メートル歩いた(正確には吊られた)だけなのに、もうぐったり。



分子標的薬の投与は行わないので、もう血液検査も必要ありません。

ということで、通院によるごまへの負担を考えて
今後は人間オンリーで薬をもらいに行くことになりました。



さて。

昨日の記事で、ごまが朝から食事拒否をしたことを書きましたが
なんとか食べてもらおうと、目の前にごはんを差し出しても…



ごはんがダメなら鶏肉はどうだ?




よしっ! 食べたっ! のは、このひと口だけ。



でもね、もう一回お昼にあげたらこのとおり♪



獲物を狙うまめと夢中で食べるごま。

そして、チャンスを伺うまめと敵に気付いたごま。  と、うっかり飼い主…(^^;)



さらに、間合いを詰めるまめと油断したごま。



この距離でも横取りしないなんて、まめ、イイ子だね~♪ \(^^)/  ん?



我慢ばかりさせて、まめがグレたら困るので… ヨシ! 許可する!



ぶっ込み方がソフトだな…(^^;)

少しだけカボチャを残して、もう食べ飽きてしまったごま。



このあとまめが、食器をピッカピカにしてくれましたとさ。。。

Thank you !     See you !

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