収束後のあれこれ話

まず最初に…　長くなります…（＾＾；）

首輪が抜けた秋田犬の最初のターゲットになったまめが噛まれ

次のターゲットになったカレンの首輪が抜けたけど無事に戻ってきて

そしてようやく秋田犬が確保され事態が収束した後の話を今日はお届けします。

走り去るカレンと秋田犬を追いかけていたダンナ君ですが

事態の収束後、足を引きずりながら戻ってきました。

私「もしかして、やってもうた？」

ダ「うん…　ハムストリング（太ももの裏）やってもうた…」

そうです、ハムストリングの肉離れです…（＾＾；）

私も経験があるので分かるんですが

元体育会系の悲しい性とでも言いましょうか、体はすっかり衰えているのに

脳が現役時代と同じように「走れ！」って命令を出してしまうんですよね。

で、冷静になってからダンナ君が言ってました。

「走るカレンを追いかけても絶対に追いつかへんのに

　思いっきりダッシュして追いかけてしもたわ…」って。

話を元に戻して…

ダンナ君が戻ってきてカレンに首輪をはめたところで

ようやくまめが噛まれたところを確認することができました。

お尻のあたりが血まみれでザックリ噛まれた跡が見えたので、瞬時に病院送り決定。

それを相手の飼い主さんに伝えに行くと、まだこちらが何も言ってないのに

「病院で診てもらったら連絡ください。電話番号は…」と話し始めました。

治療費を払う意思を示してくれたのはいいとして

まずは謝罪の言葉やろ！と一瞬ムッっとしましたが

テンパってるお年寄りに文句言ってもしゃあないか…と。

その後、血だらけのまめのお尻周辺を拭いてあげたんですが

血だけでなく茶色い何かが混じっていたので

「ビックリしてウ●コもらしたか？」と思いましたがそうではなさそう。

で、拭いてるうちにお尻のあたりから強烈な匂いがしたので

茶色いのが肛門腺から排出された分泌液だと判明。

肛門の近くを噛まれたので刺激を受けて分泌液が出たんだと思います。

そこで気付きました。

まめのお尻にガッツリ食らいついていた秋田犬が急にまめを離したのは

この分泌液攻撃を受けて「くっさ～！」ってなったからなんじゃないかと。

その後急いで帰宅して、まめにはちょっと我慢してもらって

噛まれた部分とくっさ～い分泌液をシャワーでキレイに洗い流し

その足で獣医さんへと向かいました。

処置をしてくれた先生が

「相手が秋田犬でこの程度で済んで良かったですね」

「まめちゃんはサイズがあるけど小型犬だと命にかかわることもありますからね」と。

まめの傷を見たときは「えらいこっちゃ！」と思いましたが

冷静になって考えたら確かにその通りです。

秋田犬にガッツリ噛まれたにもかかわらず

２針縫っただけで済んだのは不幸中の幸いだと思えるし

あの分泌液攻撃がなかったら、もっと傷は深くて大きかったかも。

無事に治療を終え、私もまめもグッタリ状態でようやく家に戻ってきました。

少しゆっくりしたいところですが、時間も時間なので

「まずはワンたちのごはんを…」と思ったところでアクシデント発生！

カレンが胃液ゲロ～！

しかも処理しやすいフローリングではなく、カーペットの上に…（＾＾；）

あんなことがあって、カレンなりにストレスを受けていたのかもしれません。

しかも、散歩から帰った後すぐに私とまめがいなくなったので

不安だったのかも知れません。（ダンナ君の立場は？）

そして、ようやく私が帰ってきて安心したのか、はたまた緊張の糸が切れたのか

今だけはヤメてくれ…　という絶妙のタイミングでゲロリンしてくれました。

さて、帰宅後のまめの様子ですが、すっかり意気消沈してふさぎ込み…

だったら心配なんですが、人間の食事タイムにはこのように…

ダンナ君と私の間を行き来して…

いつもと変わらぬ姿を見せてくれたのでひと安心。

そしてダンナ君は、まめ大変やったなぁ…　と

次から次へと…

甘やかしまくり。

そして、ゲロリン騒動を起こしたカレンは…

いやいや、首輪が抜けるアクシデントがあったものの

結果的に超ファインプレーをしたカレンは…

完全に別の世界へ。

そのうち…

頭が落ちそうになりながらも…

ぐっすりお休みしてました。

そして、早い時間から自らハウスに入ったまめ。

痛い思いをした大変な１日だったよね。　お疲れさん。

あの時まめを守り切れなかった自分が、情けないし悔しいし腹立たしいです。

何とか攻撃を防ぐ方法はなかったのか…　とか

まめを抱っこしてたら、少なくともまめは噛まれなかったかも…　とか

まだまだ色んなこと考えてしまいます。

でも、後悔しても仕方ないし時間を戻すこともできないので

まめが２針縫うだけで済んでよかった…

首輪が抜けてしまったカレンも無事でよかった…　と、前向きに捉えたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。

Thank you !     See you !