2021年11月10日水曜日

最期の日々を振り返る(10月25日『前編』)

「最後はジタバタせず家でゆっくり過ごさせてあげよう…」と決めていましたが
実はこの日の午前中は「やっぱり病院へ…」と心が揺れまくってました。

というのも、胸のあたりが張ってきたように見えて呼吸も浅く早くなってきたからです。

でも、前日の午後に引き続き、この日も病院はお休みでどうすることもできません。


で、ネットで色々調べたところ、もしかした胸に水が溜まっているんじゃないかと。

胸に水が溜まっているときの症状として食欲不振や呼吸困難が挙げられていましたが
その他に「横になるのを嫌がる」「座って前足を伸ばして首を上に向ける」
というのがありました。

まだ自分の意志で体を動かせていたころ、まめが寝る体勢になるのを嫌がっていたし
座っているときに前足を突っ張って上を向く仕草も目にしていたので
実は胸に水が溜まり始めてたからなのか?と、ようやくそれらの行動と結びつきました。
(※あくまでも素人判断です)

「だとしたら、胸の水を抜いてあげた方がいいのか?」
「そのためには検査が必要だから、まめに負担をかけるだけか?」
「ジタバタしないって決めたやん!」
「明日、緩和ケアの方法だけでも相談しに行くか?」などなど
この日の午前中は色んなことが頭の中をグルグル駆け巡りました。


さて、ここからはこの日のまめの様子『前編』です。

【10月25日】(亡くなる前日)
朝からダンナ君と2人がかりでトイレの介助をしましたが
ついに前足にも力が入らなくなり、全身グナグナ状態になってしまったまめ。

それでもなんとか2人でワーワー言いながら圧迫排尿を済ませました。

前日まではマットの上で普通に寝ていたまめですが
この日は朝からやたら頭を後ろへ反らすようになったので…


ソファの前にまめ用の簡易ソファ?を作って…


頭が反らないようにしてあげました。

もう、床ずれ予防とかいうレベルではない状態ではありましたが
時々寝返りを打たせて体勢を変えていました。


昼のトイレタイムは、もう私ひとりでは介助しきれなくなったので
寝かせたままの圧迫排尿となりました。

朝からずっと呼吸は浅くて速い状態が続き
時々前足をモゾモゾ動かしたり、声を出したりしていましたが…


そんなに苦しそうには見えず、ず~っとお花畑見学に行ってる感じでした。

夕方になり再び寝たままトイレの介助をして、それから寝返りを打たせましたが…


声をかけようが、ナデナデしようが全く反応がなく…


これは旅立ちに向けて、ひとつギアが上がったかな?


なんてことを思っていました。

そして、まだ午前中は「明日病院へ…」なんてことを考えていましたが
朝からまめの様子を見続けて「もう病院なんて必要ないな…」
「余計なことを考えず、静かに見守ってあげよう…」と腹をくくりました。

さて、この日はずっと雨が降っていたので朝も夕方も散歩に行けず
さらに、まめファーストの1日になってしまいましたが
飼い主を困らせるようなことは一切なく、良い子でいてくれたカレン。


カレンなりに色々感じるところがあったのかも知れません。

さて、こちらは夜7時ごろのまめ。


ヒジョ~に厳しい状態ながらも、それなりに穏やかな時間が流れていましたが…


このあと旅立ちに向けた本当に厳しい時間が訪れるのでした。。。

Thank you !     See you !

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