現実を受け入れる覚悟

世間が浮かれポンチのこの時期に 「暗くなるような話は聞きたくないわよ～」 という方は
閲覧スルーでお願いします。


ほんの１ヶ月前は、補助ハーネスのお世話になっていたとはいえ…



朝のゴミ出しのお伴が出来ていました。



すでに足腰が頼りなかったとはいえ…



自分の足で…



庭を…



歩き回ることが出来ました。



もちろん、へたり込むことも多々ありましたが…



まだまだ顔つきはしっかりしていました。



これらの写真は、ちょうど１ヶ月前の１１月２８日に撮影したものです。

この日は、ごまの第二の犬生が始まった記念日で
あの頃はこの日を目標に、１日１日祈るような気持ちで過ごしていました。


そして、この記念日をを無事に迎えることができ
次は 「家族そろって２０１８年を迎えるぞ～！」 という、新たな目標が出来ました。


あれから１ヶ月が経ち、目標の２０１８年はもう目の前です。
ごま、頑張ってくれました！


でもその１ヶ月の間に、ずい分と弱ってしまったごま。



トイレとごはんで１日４～５回起きて（起こして）ウロウロします（させます）が
まず自力で立ち上がることが出来なくなったし、補助なしの自力歩行は１０歩が限界。

しっかりとした顔を見せてくれることもありますが、基本的には表情に覇気が無くなってきました。



オシッコも自分で出しきることが出来ず、圧迫排尿でサポート。

ウンも寝ながらしか出来ないので、朝夕の２回、刺激を与えて促してあげます。


出来なくなることがどんどん増えて、老犬介護の現実と向き合う日々です。


ただ幸いなのは食欲があることと、お腹の調子がいいこと。

相変わらず要求吠えはありますが、留守番のときはハウスで大人しく待ってくれてますし
夜泣きや昼夜逆転なども、まだありません。



そして、一番厳しい現実は…



今回は分子標的薬の効果がイマイチのようで、日に日に腫瘍が大きくなっているような…
いや、確実に大きくなってます。

とりあえず今できること、この年末年始を乗り切るためにできることは
処方された薬を投与することだけ。



今日明日どうなるか…　という域にはまだ達していないと思いますが
なかなか厳しい現実が目の前にあります。


これまでに何度も、何度も、何度も覚悟してきましたが
今回の覚悟はこれまでの覚悟とは、ちょっとレベルが違う感じ。



でもね…


ここまで頑張ってくれたごまに感謝して
暗くならず、落ち込まず、家族みんなで笑顔で正月を迎えたいと思います！


カニ食べて～♪　　松阪牛食べて～♪　　地酒飲んで～♪　　おいおい、ごまへの感謝はどこへ行った？

Thank you !     See you !


※　分子標的薬　【パラディア錠５０】 　１４回目投与