2017年11月7日火曜日

目には見えない副作用

分子標的薬の投与を開始して2週間、昨日はごまの診察日でした。
(これまでの経緯はこちらをご覧ください → 【奇跡が起きたに違いないっ!】


投与開始から1週間で  「7.5cm×7.5cm」→ 「4.5cm×6.5cm」 になった腫瘍が
さらに1週間の投与で 「4cm×5.5cm」 になりました。


下痢やおう吐、食欲不振などの副作用もなく
この調子で行けば、どんどん腫瘍が小さくなって… だったらいいんですが
血液検査の結果、目には見えない副作用が体の中で進んでいることが分かりました(涙)。



まずはステロイドの副作用による、肝臓の数値の悪化。


    健康時   9/4      10/7     今回
ALT  68 → 131 → 135 →  170 (基準値:17~78)
ALP 124 → 493 → 643 → 1061 
(基準値:47~254)

ALPがついに4桁になってしまったので、ステロイドを3錠から2錠に減らすことになりました。



そして恐れていた分子標的薬の副作用も、数字にしっかり現れていました。

            投与前     今回
WBC(白血球数) 120 → 43 (基準値:60~170)


白血球数が半分どころか、約3分の1にまで低下。
つまり免疫力が一気に低下してしまったということ。

30を下回ったら分子標的薬を一時ストップする必要があり
また腫瘍が大きくなる可能性… いや、間違いなく大きくなりそうです。


ダメ元で試した薬が効いて大喜びしてましたが
たった2週間で厳しい現実を突き付けられました。 ハァ…


とりあえず、このまま分子標的薬の投与を続け、1週間後に白血球の再検査です。



投薬と休薬を繰り返しながら、症状と副作用をコントロールできたらいいんですけど
現実はそんなに甘くないだろうなぁ… ハァ…


ええいっ! 落ち込んでも仕方ないっ!

検査までの1週間を無事に過ごせるよう、前を向いて頑張るぞー! おー! ← 無理してる…(^^;)



さて。 後ろ向きの病気話はここまでにして、最後はワン達の様子をお届けします♪

それぞれがそれぞれに寝床を確保して、ご満悦のようだな。



寝ているように見えますが、2匹とも起きてます。

なのでまめを呼んでみた。


まめ~ まめ~ まめ~ まめ~ まめ~ まめ~ まめ~ まめ~ まめ~ まめ~

10回以上呼んだら、ようやくこっちを見た。 これだけ飼い主を無視する犬も珍しいぞ…(^^;)



どれどれ、ごまの表情もチェックしますか。



目をしっかり開いて、なかなかパワフルな顔をしてますな♪

と思ったら…



寝なはれ。。。


次は正面からまめの表情をチェック。



相変わらず、まん丸プヨプヨだな。。。

Thank you !     See you !


※ 分子標的薬 【パラディア錠50】  7回目投与

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