カレンが手術を受けたのが7月28日(木)で
その2日後の土曜日にカレンの面会に行ってきました♪
まずは先生から、これまでの経緯や今後の予定についての説明がありました。
手術を開始してお腹を開けるとかなりの出血があったので
まずは血液を吸引することから始まったそうです。
出血の原因は胃捻転を起こしたときに
周辺にあった「胃大網動脈・静脈」が胃が捻れた拍子にちぎれてしまったこと。
なので血液吸引後にまずは血管を修復し
それから胃を切開して残っていた内容物を取り出してから胃を元の位置に戻し
最後に再び胃捻転を起こすことがないよう肋骨に沿って胃を縫い付けて固定する
という手術が行われたそうです。
手術前に色んなリスクについて説明がありましたが
この出血に関しては何も言及がなかったので
「これはよくあることなんですか?」と尋ねたら「こんなことは初めてです」との返事が。
手術前の説明を受け「午後から手術を行います」と聞いたときには
「えっ?午後からで大丈夫なん?」と思いました。
さらに、手術終了後の電話で大量に出血したと聞いたとき
「もっと早く手術していたら、こんなことにならなかったのでは?」と
そんなことを考えてしまった自分がいました。
でも、先生にとっても経験したことのない想定外の状態だったようですし
異変に気付いてすぐに病院へ連れて行ったことで
早い段階で応急処置ができて数値も状態も安定していたので
先生もすぐに手術にかかる必要はないと判断されたんだと思います。
おそらく内部の出血は始まっていたんでしょうけど
血液検査をした時点ではまだ数値に影響を与えるほど出血をしておらず
その後、手術を待つ間にジワジワと出血していたんでしょうね。
っていうか、事前に連絡を入れてカレンを病院へ連れて行き
到着と同時にストレッチャーを車に横付けしてもらい
すでに受付を済ませて待っている方々の順番をすっ飛ばして
応急処置をしてもらえただけでも感謝しないといけませんよね。
実際、カレンが応急処置を受けているときに待合室で待っていると
飼主:さっきからずっと待ってるんやけど、●●先生の順番まだかな?
受付:●●先生、今救急の対応に回ってるんで、時間がかかるかも知れません…
とか、新たに受付にやって来て
飼主:●●先生の診察お願いします
受付:●●先生、今救急の対応に回っているんで、いつお呼びできるか分かりません…
というような会話が何度か聞こえ
その度に心の中で「スミマセン、うちの子のせいです…」と謝ってました。
おっと、話を元に戻します。
大量出血したものの、輸血をすることもなくカレンの手術は無事に終了し
少し時間はかかりましたが無事に麻酔からも覚めてくれました。
翌日の血液検査では、まだ赤血球をはじめ貧血を表す数値は低いままでしたが
術後2日目には低いながらも何とか基準値内まで復活!
数値が低い状態が続いた場合、輸血することも選択肢としてあったそうですが
その必要もなくなりました。
もちろん点滴のおかげもあると思いますが、カレンも頑張ったに違いありません。
食事は手術の翌日には液体の摂取が始まり、2日目には流動食が開始されました。
お腹切って胃も切開したのに「もう流動食?」って感じですが
犬の強さには驚かされるばかりです。
そして「血液検査の数値が順調に回復し、食事の摂取も順調に進めば
早ければ火曜日にでも退院できるでしょう」とのことでした。
ということは、明日? なんですが、まだ病院から連絡はありませぬ。
さて、先生から話を聞き終え、いよいよカレンとご対面です。
先生から「カレンちゃん、まだ点滴に巻き付いたりカラー破壊したりしてませんよ~」
と言われたので、さすがのカレンもしんどいんだろうな…と思いながら
カレンのいるケージへと近づいて行きました。
少し離れた場所から様子を伺うと、大人しく寝ているカレンの姿が見えました。
「あぁ… やっぱりしんどそうだな… 」と近づいてケージを覗き込むと
カレンが私に気付き、その瞬間「ヒュイ~ン!ヒュイ~ン!」と鼻鳴き(絶叫?)し
起き上がってグルグル!ドッタン!バッタン!ガッシャーン!
げ… げんきやん…(^^;)
で、あまりにも興奮するので、思わずカレンから見えない場所に隠れました。
この日一緒に行けなかったダンナ君に「写真撮ってきて~」と頼まれていましたが
こんなにワサワサしてるカレンのまともな写真なんか撮れるはずありません。
そして、私がいたら興奮するだけやし、元気な姿を確認できたからもう帰ろうかな…
と思っていると、先生が「カレンちゃん、外に出しましょうか?」と
リードを持ってきてくれました。
こんな状態のカレンを外に出したらエライことになりそうなので断ろうかと思いましたが
せっかく先生が気を利かせてくださったので、お願いすることに。
そして、カレンを外に出したら… エライことになりました…(^^;)
活きのいい鮮魚状態でクネクネピチピチ、しかも動く凶器のエリカラを付けているので
まともにナデナデすることなんかできません。
でも、そのうち落ち着いたので、ようやくナデナデして写真を撮って…
だったら良かったんですが、実際は…
でした…(^^;)
2日前に開腹手術を受けて貧血状態にある犬とは思えないほど、まぁ元気なこと。
ということで、早ければ明日カレンが帰ってくる予定なんですが
病院からはまだ連絡がありません。
忘れられてんのかな? ← コラコラ、猛省したんと違うんかい!
Thank you ! See you !
カレンちゃん良く頑張りましたねo(^o^)o大変だったろうけど、いつものクネクネができるなんて\(^^)/帰ってからはゆっくり復活してもらってくださいね!
返信削除空ママさん
削除コメントありがとうございます。
カレンは本当によく頑張ってくれたと思います!
そして、面会時には「傷口開かへんか?」というぐらい
元気でした…(^^;)
そして、今日退院です!
ご心配いただきありがとうございました~!
詳しく説明してくださってよ~くわかりました。
返信削除カレンちゃんの場合想定外で先生も驚かれたのでしょう。
でも元気なカレンちゃんとの再会で
ママさん良かったですね。こちらもうるうるでした。
もうすぐですね。カレンお嬢ちゃん、痛い目にあいましたが、お家で相棒さんと一緒にゆっくり
静養(無理かな?)してくださ~い!
匿名さん
削除コメントありがとうございます。
想定外のことが起こりましたが、無事に手術を乗り越え
そして今日退院することになりました!
ご心配いただきありがとうございました。
ゆっくり養生… 絶対無理ですね…(^^;)
カレンさん、良かったですね。大きな手術で貧血状態だったのに
返信削除順調に回復できて何よりです。
ワサワサでもビチビチでも、元気な笑顔でいてくれるのが一番の飼主孝行だよね。
hanaさん
削除コメントありがとうございます。
無事に手術を乗り越え、しっかり回復してくれました。
そして今日退院です!
ご心配いただきありがとうございました!
おっしゃるとおり、どれだけ落ち着きがなかろうと
元気でいてくれるのが一番ですね♪