あの日の出来事の続きです。
車中で心肺停止になったエイトに心臓マッサージをし続け
15分ほど経過したころに病院へ到着しました。
予め病院には危険な状態になったエイトを連れて行くと連絡していたので
私が病院に入るなり受付の方が「●●さん到着しました~!」と
先生を呼んでくれました。
するとまるで病院モノのテレビドラマみたいに先生が走ってきて
その後ろからスタッフの方もストレッチャーを押しながら駆けつけてくれました。
車で横たわるエイトを見て、すぐに先生は目を確認。
そして先生の口から出た言葉は
「完全に瞳孔が開いてしまってますね。残念ながら今から蘇生措置を行っても…」
というものでした。
そうか… やっぱりダメだったか… このまま連れて帰るしかないな…
と思っていると、先生が失禁で汚れてしまったエイトや敷物を見て
「こちらでキレイにしてお渡ししましょうか?」と声をかけてくれました。
当然のことながら遺体を納める棺なんて家にはないので
納棺をお願いすることにしました。
待合室で待っていると診察室に呼ばれました。
どうやら死因を調べてくれたようで、その説明を聞くことに。
死因は心タンポナーデによる急性心不全。
心臓と心臓を覆っている心膜のあいだに血液がたまり
心臓の動きを止めてしまったとのこと。
心タンポナーデの原因はおそらく心臓にできた血管肉腫の腫瘍が破裂
もしくは動脈りゅう破裂だろうとのことでした。
「詳しく調べて原因を確定することもできますが…」と言われましたが
急性心不全だと分かっただけでも十分なので、それはお断りしました。
これだけ急に容体が悪化したことや、かなりの出血が見られることから
何かが破裂して一気に出血して貧血、ショック状態に陥り
おそらくエイトは「え?何?」って感じで、自分に何が起こったのか分からないまま
ほとんど苦しむことなく旅立ったでしょう… と言っていただきました。
その言葉にどれだけ救われたことか。
説明を聞き終わり、もうしばらく待ってから棺に入ったエイトと対面しましたが
ま~~~ったく実感がわかず涙も出てきません。
「ドッキリやで~! びっくりしたか~?」なんて言いながら
起きてくるんじゃないか… なんて想像もしてしまいましたが
残念ながらそんな奇跡は起こらず、動かなくなったエイトを車に乗せて
家路についたのでした。
エイトの異変に気付いてから、病院を出るまでわずか1時間半。
これがあの日に起こった出来事です。
あ、そうだ。しばらくまめの出番がありませんでしたが…
元気にしてますよ♪
ごはんと散歩のとき以外は、ず~っと寝てますけどね…(^^;)
Thank you ! See you !
あまり苦しく無かったとお聞き出来て
返信削除ホッとしました。
腫瘍か動脈瘤があったのですね…
心臓に腫瘍は珍しい?ですよね
血管肉腫は最近シェパ友の間でも聞く様になりました。増えているのでしょうか…
いつも通りのまめさんに癒やされました。
ショックとコロナが重なり大変お辛いと思います、是非是非ご自愛下さい。
オルオルさん
削除エイトの旅立ち後に心不全のことを調べていたら
心臓の血管肉腫が多い犬種としてシェパードを挙げているサイトがありました。
なのでおそらくエイトも血管肉腫だったかと。
大変な時期ですが、まめと一緒に頑張りますね。
そうだったのですね。
返信削除毎日拝見させて頂いてました。いつも笑顔でまめちゃんと元気そうでしたのに。
悲しいです。
ハナバナさん
削除コメントありがとうございます。
そうだったのです…
色んな話題を提供してくれたエイトがいなくなってしまいましたが
またお立ち寄りくださいね。
獣医さんからの「ほとんど苦しむことなく旅立ったでしょう」の一言がせめてもの救いでしたね、、自分は詳しいことは全く分りませんが、エイトちゃんはいつも全力疾走でしたから、、エイトちゃんの心臓に想定外の負荷がかかっちゃったでしょうかね??
返信削除Unknownさん
削除コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり獣医さんのあの言葉に本当に助けられました。
落ち着きのないエイトのことだから
必要以上に心臓を働かせたのかも知れませんね。