2017年8月31日木曜日

遺伝子検査中

今現在、ごまの遺伝子検査の結果を待っているところです。
何のための遺伝子検査かというと…


肥満細胞腫の治療の選択肢として、いくつか先生から示されました。


◎ とにかく完治を目指すなら、腫瘍の摘出手術。ただし断脚の可能性あり。
    ↓
  ごまの年齢や体力、そしてQOLが低下することを考えると、この選択は無し。


◎ 放射線治療
    ↓
  治療のたびに全身麻酔をすることになるので、これも無し。


◎ 抗ガン剤の投与
    ↓
  副作用を考えると、積極的に選択する気になれない。


◎ 分子標的薬の投与
    ↓
  なんだそれ? 初めて聞くんですけど…


分子標的薬とは

これも抗がん剤の一種なんですが、ガン細胞の特異な性質を分子レベルでとらえて
それを標的にガン細胞を破壊するように作られた薬。

これまでの抗ガン剤のように、ガン細胞と一緒に正常な(健康な)細胞まで破壊することなく
ガン細胞を狙って作用するので、副作用が少なく効果があるとされている。

ただこの薬が作用するかどうか、事前に遺伝子検査をする必要がある。


ということで、この治療を選択すると決めたわけではありませんが
とりあえず事前の遺伝子検査だけは受けておくことにました。

検査機関に細胞のサンプルを送り、1週間~10日で結果が分かるそうです。
なので来週の中ごろには、この薬が効くかどうか判明します。


薬が効くんだったら、すぐにでも投薬を開始すればいいようなもんですが、先生いわく…

「かなり治療効果は期待できる薬です。でも全く副作用が無いとは言い切れません。
 そして、現実問題としてかなり経済的な負担がかかります。
 特にごまちゃんみたいな大型犬となると…」


どうやら効果はあるけど高価な薬のようで…(^^;) ← アホなことを言ってる場合ではないっ!
でも、示された選択肢の中ではこれがベストのような気もします。

で、実際どれぐらいの負担になるのか、およその治療費を教えてもらったんですが
思わず 「ゲッ!」 っと声が出て、目ん玉3つぐらい飛び出ました。 ← 妖怪か!


ま、いずれにしても、検査結果が出るまでは薬を投与することは出来ないので
今はステロイドで様子を見ているところです。


地球4周を走破して、来年車検を迎えるカングー号。
ポンコツになっても、まだまだ働いてもらうことになりそうだな…(^^;)


さて、病気話はこれぐらいにして、そろそろワン達に登場してもらいますか♪

一日元気に過ごして、お休みモードに突入したごま。



顔だけ見ると寛いでいるようですが、実はかなり複雑な格好をしていて、寝姿が騒々しい。



そして、同じくお休みモードのまめ。



顔だけ見ると寛いでいるようですが…



全身全霊、全力投球で寛いでます…(^^;)


そのうちモゾモゾと移動して、最近よく見るポジションに落ち着いた2匹。



もしまめが病気だったら
「弱ったまめにハウスを譲り、隣でそっと添い寝するごまの図」って感じで
感動の1枚になるんでしょうけど、実際は…

「病気の老犬を追い出して我が物顔で寝るまめと、行き場を失い野宿するごまの図」




さてと…

どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。

松下幸之助さん、イイこと言いますねぇ。。。

Thank you !     See you !

2017年8月30日水曜日

ステロイドの効果と副作用

先週の日曜日からステロイド投与を開始したごま。
投与量は1日1回、朝食後にプレドニン5㎎ × 3錠。

投与開始から1週間後の診察で、肥満細胞腫が少しだけ小さくなったこと
ついでに肉球の腫れや赤みが引いてラッキ~♪ だったことは書きました。

これだけでもステロイドの効果アリ! と喜ばしいことなんですが
ステロイドを飲み出してから、やたらとごまが…



元気になったような気がします!(^^)



少し前まではキッチンにやってきても、すぐに寝転んでジャマになっていたんですが
今はしっかり立ってウロウロする元気があるようです♪ ← どっちみちジャマ…(^^;)

そして肉球の状態が良くなったおかげか
散歩でも足取りがしっかりして、歩く速度も少し早くなりました。


この写真を撮っているとき、まめもキッチンにやってきたんですが…



すぐに飽きて、ソファの上へ戻ってしまったまめ。



でもごまは…



まだウロウロしてるし…(^^;)


でも効果だけでは済まないのがステロイドで、副作用もしっかり出ています。

薬を飲み始めてすぐに 『多飲多尿』 の副作用が出ました。
ごまの場合2~3時間おきに水をガブガブのんで、しっこジャージャー出してます。


今はまだ様子見で使い始めたばかりですが
長期投与になると色んな副作用が出ることも聞いています。

なので、この先の治療の方向をちゃんと決めなければいけません。
そのことについては、また今度…


さて、話はコロッと変わりますが…

情報収集した結果、食事の内容を少し見直すことにしました。
摂取カロリーはそのままで、炭水化物(米)を減らしてタンパク質(肉)を増やすことに。



国産黒毛和牛を食べさせてあげたいところですが
お財布に優しい鶏ムネ肉でガマンしてもらいましょう♪ \( ̄∀ ̄)/

Thank you !     See you !

2017年8月29日火曜日

世の中悪いことばかりじゃない

先週我が家にプロのカメラマンさんがやって来ました。



さすがプロですね。 
ごまの表情をとらえるために、床に這いつくばって撮影しています。 念入りに掃除しといてヨカッタ~

そしてカメラマンさんだけでなく、ライターさんもやって来ました♪ 


ということは…  分かる人にはピンとくる、あの雑誌の取材を受けました~\(^^)/

突然取材のお話をいただき、あれよあれよという間に話が進み
主役は犬なのに、なぜか落ち着かない日々を送っていた飼い主…(^^;)


この取材には本当に感謝しています。


なぜなら取材があるからと、いつもより早いタイミングでシャンプーをし
そのおかげでごまの足の異常に気付き、肥満細胞腫が分かったからです。

この取材が無かったら、まだシャンプーもせず足の異常にも気付かず
能天気に日々を過ごしていた可能性大です。


肥満細胞腫が分かり、どうしても暗い気持ちになりがちなこのタイミングで
このような経験をさせてもらい、2匹のいい思い出、記念が残ることになり
世の中悪いことばかりじゃないよなぁ… と、少し前向きな気持ちになれました。


さて取材の様子ですが…

協力的なごまに対し、なるべく関わりを持たずにやり過ごそうとするまめ。



そして、自分の撮影の番になると、耳ペタンコで表情が硬い…(^^;)



家の中だけではなく庭でも撮影をしたんですが
緊張なのか、ストレスなのか、まめが芝生でゲロ~  おいおい… 頼むで…( ̄∀ ̄;)


庭での撮影後、少しヘホヘホになったので、クール手ぬぐいを巻いて撮影する場面も♪
採用されるかどうか知らんけどね。



取材時間は約3時間。 撮った写真はおそらく数百枚に及ぶと思われます。

どんな記事に仕上がるのか、今からと~っても楽しみです♪ (^^)
って、記事がボツになったら大笑いだぜ~ \( ̄∀ ̄)/


取材終了後、ピクリとも動かず眠り続ける2匹。



まめもごまも…



よく頑張りました♪



こりゃ魂抜けてるな。。。

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2017年8月28日月曜日

触ってはいけないしこり

肥満細胞腫が自分事になって初めて知りました。
肥満細胞腫のしこりは、グリグリ触ってはいけないことを。

その理由は…

と、その前に肥満細胞腫について、自分が学んだことを簡単に書いてみようと思います。
以前の私同様、他人事の方にとっては、興味のない内容になりますが…(^^;)


肥満細胞腫とは要するに、肥満細胞がガン化して暴走する病気。

肥満細胞といっても、おデブの肥満とは全く関係が無く
細胞の形態が太った人を想像させるから、その名前がついたそうな。

犬だけでなくもちろん人間にもある細胞。

で、肥満細胞がガン化するとどのように暴走するかというと
ヒスタミンなどアレルギー症状を起こす物質を異常に放出してしまい
皮膚や胃腸に悪影響を与えてしまうんだとか。
(なので、ごまには胃腸薬が処方されました)


そこで今日のタイトルですが…

わんこの体にしこりが出来たら 「これ何やろ?」 って気になって
グリグリ触ってしまう飼い主さんもいらっしゃると思います。 ← 私だけか?

でも、もしそのしこりが肥満細胞腫だった場合
破裂して大量のヒスタミンが体内に放出され、体のあちこちに悪影響を与えたり
最悪の場合アナフィラキシーショックのような状態になり、突然死することもあるそうです。


なので、もししこりを発見しても、安全が確認されるまでグリグリしたらダメですよ~!

って、しこりを見つけて次の日病院に行くまで、何度もグリグリ触ってしまった自分に
そんなこと言う資格なんて無いんですけどね…(^^;)


さて、肥満細胞腫の診断を受けてから、あっという間に1週間が経ちました。


見つかった時点でのしこりの大きさは3×4センチ。

普段から全身のチェックはしているのに
なんでそんなに大きくなるまで見つけられなかったんだろう… という後悔が。


でもね… 言い訳をしてもしょうがないんですが…

しこりがあったのは肉球を痛めているのと同じ左後足。

もちろん肉球が気になるので、左後足をチェックするときには肉球ばかりに目が行き
足全体のチェックがおろそかなり、この大きさになるまで気付きませんでした。

まあ、時間を戻すことは出来ないんだから仕方がない!  ← と開き直る


さて、とりあえず様子見ということで、1週間ステロイドを投与した結果ですが
しこりが0,5~1センチ小さくなっていました!\(^^)/

このペースで小さくなり続けたら、数週間で消滅するやん♪ 
なんて単純なものではないんですが、とりあえずステロイドが効いたことに感謝。

で、もうひとつ驚いたのが、こんな感じで傷んでいた肉球が…



ステロイド投与3日後には…



ステロイドってすごい! というか、ちょっとコワいんですけど…(^^;)

さてと、今日の肥満細胞腫話はこれにて終了~


次は、先週お客さんがやってきた日の話。

お客さんを迎えるにあたり、朝から念入りに掃除をしたり準備でバタバタしていると
いつもと違う空気を感じ取ったのか、ごまがこうなってしまいまいした。



足の間から、あきれた様子で覗くまめ。




困ったごまじいですが、楽しそうな顔してるから、まあエエか♪



あ、でも、来客前に疲れ果てたらアカンから、ちょっとは落ち着いたら?

で、やっとまめの横に伏せたと思ったら、まめがハウスに避難。



まめに避けられて、落ち込んでるかと思ったら…



ガンを患う老犬には見えないな。  ありがたや。。。

Thank you !     See you !

2017年8月27日日曜日

他人事から自分事へ

全く根拠はないんですが、なぜか 「我が家のワン達はガンにはならない」 と思っていました。

「足腰が弱ったり腎機能が低下したりしながら、最後は老衰で天寿を全うするだろうな…」
と勝手にそんなことを想像してました。


なので 「ガン」 という病気は、私にとって完全に他人事だったんですよ… 1週間前までは。

でも、いざ自分事になると… これまでの自分の考え方がグラグラ揺れまくりです。


「もしガンになっても、年齢や体への負担を考えたら、手術や抗がん剤の選択肢はない」
というのが、ガンが他人事だったときの考え方でした。 


でも自分事になった今となっては

無理な延命治療はないとしても、ごまが苦しまずに済むのなら…
もし苦しむようなことになっても、その期間が少しでも短くなるのなら…

抗がん剤もありかな? という考え方もあっさり出てきました…(^^;) ← グナグナ飼い主


実際のところ、この先の治療方針はまだ確定しておらず
今はとりあえずステロイドと胃薬で様子を見ている状態です。


検査のことや治療の選択肢など、まだ書くことはあれこれあるんですが
今日のところは悩める飼い主のグダグダ話はこれくらいにして
そろそろワン達に登場してもらいますか♪(^^)


今日の朝ごはんのとき、そろそろ食べ終わったかな? と食器を片づけに行くと
なぜかまめの前に食器が2つ並んでました。



なんでや?



まさか… ごまの食欲が無くなって、まめが2匹分食べたとか…



それはあり得ないよな…(^^;)

ところで… まめ… 



何を悩んでいるんだ?



ごまの言うとおり… 知らんがな。。。

Thank you !     See you !

2017年8月26日土曜日

聞きたくなかった検査結果

ちょうど1週間前、シャンプー中にごまの後ろ足にしこりを発見しました。
その翌日、つまり先週の日曜日に病院へGO!

診察室へ入り、まずは触診。

すると、しこりを確認する先生の表情が険しくなりました。


「う~ん、硬いですねぇ…」
「それって、ヤバイ感じですか?」
「細胞診をしないことには何とも言えませんが…」


触診が終わり 「まだ悪いものと決まったワケではありませんが…」
という前置きのあと、先生が説明してくれたのは…

● 単なる脂肪腫と違って、ごまのしこりは硬い

● 悪いしこりだとしても、皮膚の表面だけにできるのが大半だが
  ごまのはしこりの一部が筋肉に食い込んでいる

● 仮にこれが悪性腫瘍で手術で取り除くとなっても
  筋肉に食い込んでいるので腫瘍だけ取り除くのは難しく、完治を望むのなら断脚が必要


悪いものと決まったワケじゃなくても、結構ショッキングな説明…(^^;)
そしてこの説明のあと細胞診をすることに。

で… 検査結果は…


肥満細胞腫


つまり… ガンやん! o(><;)o

マジで…?


そして細胞を確認した先生の説明によると、ガン化した細胞にも2つ種類があって
1つは比較的良い顔つきをしているんですが
ごまの足のガン化した細胞は、悪い顔つきをしているそうで…

ウソやろ…?


そしてそして、3~4カ月の間に一気に大きくなったことを考えると
進行はかなり早いと思われ…

頭真っ白…


ということがあり、この1週間は結構キツかったです。

肥満細胞腫の診断を受けたショックやいろんな感情を
すぐにでもこのブログにぶちまけたい気持ちもありましたけど
そんなときに書いたら感情的な文章になるに決まっているので
この1週間は頭を冷やしながら、色んな情報を集めたりしてました。


色んな思いが巡り、まだまだ冷静になりきれてない部分はありますが
何もしてあげられずに、あっというまに逝ってしまった先代犬のことを思うと
ガンが分かり、してあげられることがハッキリと分かっただけでも、ヨシとしなければ!


この先、このブログがどんな感じになるのか、自分でもまだよく分かりませんが
闘病記を交えつつも、楽しく過ごす日々の記録を残すことができればと思ってます。


ということで、これからもお付き合いいただければ幸いです♪




まずは自分が健康でいられるように、気をつけなければ。。。

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2017年8月24日木曜日

パッキンの確認

水を飲むと口元から水が漏れたり、デロ~ンって糸を引くことが増えてきたごま。



近づいてパッキンを確認すると…



緩みまくってビロビロ…(^^;) そりゃ水が漏れたり、糸が引いたりするわな。


では、ついでにまめのパッキンも確認… と思ったら、ハウスの奥で気配を消して寝ていた。



近づくと耳ペタンコの怪訝そうな顔をされた。



別に何もたくらんでへんで~ ちょっと口元のパッキン確認するだけやで~



こんなことするから、しょっちゅう逃げられるんだな…(^^;)

Thank you !     See you

2017年8月23日水曜日

撮られたくないのか?

日曜日から設置しているデッキの踏み台ですが
最初は少し躊躇していたごまも、ちゃんと使ってくれています♪



では、踏み台を使ってにデッキを下りる姿を、皆さんに見ていただき…



なんでそうなる?



老いた姿を撮られたくないのか? カメラの前では、あまり昇降してくれません。

なので、ヤラセというワケではありませんが
「ごま~、下りておいで~♪」 「こっちおいで~♪」 と声を掛けていると
なぜか部屋の中から足音が聞こえ…



軽やかな足取りで踏み台を通過していくまめ…(^^;)  ごま… その表情はなんだ?



あの… 呼んだのはまめじゃなくて…



そんな寂しそうな顔せんでも…

まあ、せっかく外へ出てきたんだから、一緒に庭をウロウロしますか♪



すると、まめの笑顔復活!(^^)



さてと… ごまが踏み台を下りる写真、いつになったら激写できるかいな?

Thank you !     See you !

2017年8月22日火曜日

同じような顔なのに

ソファの上でほけ~ のまめ。



正面から顔を覗き込むと…  プッ。



顔歪んでるし…(^^;)

でも困ったことに、顔が歪んでてもカワイく見えてしまう、バカ飼い主 \( ̄∀ ̄)/ バンザ~イ♪



同じような顔なのに…  以下コメントは差し控えさせていただきます。。。

Thank you !     See you !