2020年10月10日土曜日

治療方針が決まりました

昨日、今後のまめの治療方針を相談しに病院へ。

最初はまめも連れて行くつもりでしたが、腫瘍の大きさに変化もなかったし…

















わざわざ台風が接近している中、連れて行かなくてもよかろうってことでお留守番。


さて、病院にて。  

まずは先日簡単な報告を受けていた、血液検査の結果を見せてもらいました。

30項目の検査を受けましたが、基準値から外れていたのはたった2項目で
それらも大きく外れているのではなく、基準値に近い値。

大型犬の14歳は人間に換算するとおよそ100歳!

私なんかよりよっぽど健康なスーパーおばあちゃんだな…と
感心してしまいました。 ← 肥満細胞腫になっちゃったけどね…(^^;)


その肥満細胞腫の治療方針ですが
悪性腫瘍の治療にあたり、まず最初に挙げられる選択肢は腫瘍の切除です。


ですが、まめの場合は腫瘍が柔らかく境界線がはっきりしていない。

さらに完全に腫瘍を取り除くためには腫瘍+約2㎝のマージンを取って
切除する必要があるのですが、位置的にそれを取るだけの余裕がない。

これらの理由により腫瘍部分だけの切除は不可能で
完全に取り除くためには断脚しなければ… とのことでした。


理由に違いはあれ、ごまのときにも出てきた「断脚」という選択肢(涙)。

あのときごまのQOLを優先して断脚しなかったのと同様
もちろんまめに対してもその選択肢はまず無くなりました。


さらに、抗がん剤治療の話も出ましたが、もちろん強い副作用があるし
実際のところ明らかな効果が見られるのは25%、つまり4頭に1頭だとのこと。

まめが若かったら… そう、もしカレンが同じ状況だったら
迷いながらも「断脚+抗がん剤」という選択をしていたかもしれません。

でも、人間換算で約100歳のまめに対して、それは…


もちろん1日でも長く一緒にいたい!という思いはありますが
それはあくまでも人間側の思い、考えであり
「今を生きる」まめのQOLを奪う「断脚」同様
つらい思いをさせる「抗がん剤投与」も行わないという結論に至りました。


じゃあ、この先どうするんだ?という話になりますが
我々が選んだ治療法は、将来的には分子標的薬の投与も考えながら
まずはステロイドを投与しながらの様子を見る、というものです。

ごまの闘病をご存じの方はお気付きかもしれませんが
ごまと全く同じ治療方針やん! ですな…(^^;)

ということで、これらの薬を投与しながらの様子見となります。
























最初の診察時から

① 抗ヒスタミン → 朝晩1錠ずつ
② ファモチジン(胃の保護) → 朝のみ1錠

を飲み始めていました。


そして、血液検査の結果問題なかったので

③ プレドニン(ステロイド) → 朝のみ3錠

の投与が始まりました。
























もちろんステロイドにも副作用はありますが
副作用を帳消しにしてくれる効果を期待したいと思います!


では、最後に…

台風の影響でまだ雨は降り続き、昨日に続き肌寒いです。
























カレン… 本人的には丸くなってるつもりかも知れんけど
丸くなるというのは、こういうことを言うんやで。





















長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Thank you !     See you !

4 件のコメント:

  1. 治療方針が決まりましたね。

    私もママさんと同じ選択をしたと思います。
    抗がん剤治療をしているワンコの姿も見ましたが、シニア犬には酷です。
    痛みの日々が無ければそれでよいと思います。

    カレンお嬢ちゃん、まんま~るくなって、まめちゃんと仲良くね。

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    1. 匿名さん
      コメントありがとうございます。

      同じ考えを持つ方がいることで、なんだかホッとしました。
      最後までまめらしく、快適に過ごしてもらうのが一番ですよね。

      カレンもまめに気を使って… あ、無理か…(^^;)

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  2. 龍ママU^ェ^U
    家のキャバリアの海(かい)も脂肪腫有ります‼️しかし、同じように薬による温存治療でここ3年ばかり小康状態、加えてチビッ子桃(もも)のから元気を貰っているようで、今月末に15歳にならんとしています。矍鑠爺さんです(((*≧艸≦)
    自然が一番だねぇ、と一日一日を大事に感謝して、毎日過ごしてます~☺️

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    1. 龍ママさん
      コメントありがとうございます。

      おおっ!そういうお話を聞くと希望が湧きます!
      こちらも若犬カレンに元気をもらいながら
      自然体で日々過ごせていければと思ってます♪

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