2022年7月31日日曜日

「開腹するまでは…」の意味

カレンの胃捻転の話が続きます。

午後から手術を受けるカレンを病院に預けて家に戻り
あとはひたすら病院からの連絡を待つのみとなりました。

まぁ何をしても上の空というか、昼ご飯も食べた気がせず
新聞を読んでも頭に入らず、パソコンを見ても集中できず
とりあえずブログの更新はしましたが、ただひたすら時間が過ぎるのを待っていました。

病院へ向かう車の中ではエイトのことが頭によぎりましたが
このときは、手術中に心肺停止になってしまった初代黒ラブのことが頭によぎり
不安で怖くてどうしようもない時間を過ごしていました。

午後4時ごろになって、この時間までに連絡がないということは
最悪の状態にはなってないってことだな… と勝手に判断し、まずはひと安心。


今までの経験から、手術終了の連絡はだいたい午後6~7時ぐらいに入っていたので
今回もそれぐらいの時間になると予想していましたが
6時を過ぎても7時を過ぎても連絡がありません。

スマホを持って7時過ぎからホークの散歩に行きましたが、散歩中にも連絡なし。


ダンナ君と「ひょっとして忘れられてるんちゃう?」とか
「カレンみたいな救急の子が来て、後回しにされてるんちゃう?」とか
「まぁ便りがないのは良い便りやから…」とか勝手なことを話していると
午後8時を過ぎたころに、ようやく病院からの電話が。


大丈夫だとは思っていたけど
「遅くなって大変申し訳ありません。手術は無事に終了し状態も安定しています。」
という先生の言葉を聞き、心の底からホッとしました。

が! それに続いて「で、実はですね…」という言葉が。


最初頭に浮かんだのは「また点滴の管グルグル巻きか?」ということでしたが
そんな軽い内容ではなく

実はお腹を開いてみたら、胃が捻れただけでなく損傷した部分があり
内部でかなり出血していて重度の貧血状態になってしまいました。

ようやく少し前に麻酔から覚めてくれて状態は安定しましたが
当初の予定より長く入院してもらうことになりそうです。

とのことでした。


そうなんです… 忘れられていたワケでも、後回しにされていたワケでもなく
この時間までカレンの対応をしてくれていたんです。

先生、スタッフの皆さん、勝手なことを言って本当にスミマセン… 猛省してます。


体内での出血の話を聞き、手術前に先生から言われた
「実際に開腹してみないと分からないこともあるので…」
という言葉の意味はこういうことだったんだ… と改めて認識しました。

そして、不安な気持ちで電話を待ち続けながらも
「すぐに病院へ連れて行って応急処置もしてもらったし
 ほとんどダメージも受けてないし、手術も問題ないだろうな…」と
ほんの少し楽観視していた自分の甘さを猛省。


で、どれぐらい出血していたかというと
カレンの体格だと体内の血液量は約2リットルで
その約25%の500mlが失われてしまったとのこと。

この電話のあとで出血量について検索し
「30%の血液が失われるとショック状態になり50%で心肺停止」
という記述を見て、背筋がゾゾ~っとなりました。


とにかくカレンは出血しながらも手術を乗り切ってくれました。
本当に、本当に、よく頑張ってくれたと思います。

そして、ようやく私も心からホッとできる状態になったはずなんですが
私のアドレナリンどっぱ~ん!はおさまることがなく
結局この日はほとんど寝ることが出来ないまま朝を迎えました。

そして、体重が1キロ減りました…(^^;)


さて、カレンの話ばかりでは何なので、ホークの様子をお届け♪

カレンが不在なので当然散歩はホーク1匹だけ。


引っ張ることもワサワサすることもなく超楽チンなんですが
なんだか物足りない…(^^;) ← 何をゼイタク言うておる


カレンみたいに… えっと… それは遠慮します。

そして、登り坂を歩き出すと…


ちょっとずつ遅れ始め、いつもカレンに引っ張ってもらってたダンナ君は…


そして最終的には…


さて、ここ数日1匹だけの散歩が続いているホークは何を思っているのか?


こんなふうにカレンの不在を不思議に思っているのか?

それとも…


こっちが正解かな?(笑)。

でもな、ホーク…  ひとりっ子生活はいつまでも続かへんで~

Thank you !      See you !

2022年7月30日土曜日

病院到着時の状態

前回の続きです。

「胃捻転に違いない!」とカレンを速攻で病院へ連れて行き
応急処置が終わったところで先生から説明を聞くことに。

ちなみにこの日はいつも診てもらっている先生がお休みだったので
今回の担当の先生とは初めてお話をさせていただくことになりました。


レントゲンの写真を見せていただき、正式に?胃捻転との診断が下され
さらに血液検査の結果も見せていただきました。

驚くことに検査結果は全て基準値内で
胃捻転に伴い起こりがちな不整脈の兆候も出ていないとのことでした。

そして、先生から「異変に気付いた時の様子を教えてください」と言われたので
「吐きたいけど吐けなくてお腹が張っていることに気付いたので
 胃捻転だと思い速攻で連れてきました」と話すと
「素晴らしい判断ですね!」と褒められちゃいました♪ ←浮かれてる場合ではない

すぐに病院へ連れて行き応急処置をしてもらったおかげで
この時点では胃捻転による体へのダメージは全くないと言っていいほどでした。


それから手術についての説明があったんですが

・現時点では問題がないように見えても急変する可能性がある。
・膨れた胃で圧迫されて他の臓器が損傷・壊死している可能性がある。
・後遺症として腎不全が起こる可能性がある。
・手術中に不整脈が発生したら手術を続けられない可能性がある。

などなど手術を行うリスクについて聞かせていただきました。

さらに「実際に開腹してみないと分からないこともあるので
    手術の成功率は50%だと思ってください」と、なかなか厳しいお言葉も。


他にも色々と話をさせていただき、最後に「何かご質問は?」と聞かれたので
初めてカレンを担当する先生には、ぜひ伝えなければ! と思い

あの… 質問じゃないんですけど…
以前カレンが避妊手術をしたときに、手術後に元気過ぎてケージの中でクルクル回って
点滴の管が体に巻き付いて点滴が出来ませんでした。

それから、手術の翌日にお迎えに行くまでにカラーをふたつ破壊したので
また今回もご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。

と伝えたら「カレンちゃん、なかなか手強そうですね…」と苦笑されました…(^^;)


そして、最後に承諾書を書いてカレンを病院に預け
家に戻って手術終了の電話を待つことになりました。

続く。。。

Thank you !     See you !

2022年7月29日金曜日

手術は無事に終了しました… が!

ご心配いただいた皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。

昨日、カレンの胃捻転の修復手術は無事に終了しました!

が!

手術前の説明では「順調にいけば2~3日で退院」とのことでしたが
術後の経過が思わしくなく、しばらく入院することになりました(日数は未定)。

カレンが復活するまで引き続き見守っていただければ幸いです。


さて、今回の出来事を自分の記録のためにも書いておこうと思います。
(※お食事中の方には適さない内容があるのでご注意ください)

昨日の朝、まだワンたちは朝ごはん後のハウスタイム中で
私は掃除機をかけ終えて「ゴミ出しが終わったら、ハウスから出してあげようかな~」
と思っていた午前8時半ごろのこと。

ハウスの中で「オエッ、オエッ」と吐きそうになっているカレンに気が付きました。

カレンは時々このようにえずいて胃液を吐くことがあるので
この時も「多分胃液を吐くだろうな… 布団カバー洗わなあかんな…」と思いながら
ハウスに近づきました。


でもまだ何も出ていなかったので、嘔吐後の処理がしやすい場所で吐かせようと
ハウスの扉を開けてクッションフロアの上へと誘導しようとしたら
「キャイ~ン!キャイ~ン!」と10回ほど大絶叫。

「何だ?何だ?」と様子を見ていると、その後も吐こうとするけれど何も出てきません。

「え?もしかして?」とお腹を確認するとかなり張っていて
それを見た瞬間に「胃捻転に違いない!」と確信し
それと同時にものすごい恐怖が襲ってきました。


胃捻転はある意味時間との闘いなので、すぐに出かける準備をして、戸締りをして
留守番をするホークのためにエアコンのスイッチを入れ
「よっしゃ出発だ!」というときに「あ、今日ゴミの日や」ということを思い出しました。

一瞬そのまま出かけようかとも思いましたが
「さすがにこの季節に生ごみをためるのはキツイよな…」と思い(←変なとこで冷静)
カレンに「ちょっとだけ待って」と声をかけ、急いでゴミを出すことに。

ですが、焦りと恐怖のせいか手が震えてビニール袋を開くことが出来ず
「落ち着け、私…」と自分に言い聞かせながら何とかゴミを出し
それからカレンを車に乗せて病院へと車を走らせました。

カレンの異変に気付いてから出発まで10分もかからなかったと思います。


病院へ向かう車の中では絶えずカレンの苦しそうな呼吸
そして時々「オエッ」という声が聞こえていました。

さらに、病院へ向かう車の中で心肺停止になってしまったエイトのことが頭をよぎり
もう、怖くて怖くてたまりませんでした。


前もって病院には連絡しておいたので、到着と同時に受付の方が車まで駆け寄って
「カレンちゃん大丈夫?自分で歩ける?」と声をかけてくれ
さらに、その後ろからスタッフの方がストレッチャーを押しながら来てくれました。

いつもなら「はよ出さんかい!」状態のカレンもさすがにグッタリで
ケージから出てこようとしません。

そんなカレンを引っ張り出して、車の荷台から直接ストレッチャーに移動させると
「カレンちゃん、お預かりします」という声と共に処置室へと連れて行かれました。

カレンの異変に気付いてから、ここまで約40分。

まずはカレンが生きている状態、意識がある状態で病院にたどり着くことが出来たので
安心して泣けてきそうになりました。(泣かへんかったけど)


一瞬安心したものの、処置室でカレンがどういう状況なのか把握できないので
待合室で待っている間にまた不安が押し寄せてきました。

そして、1時間ほど経ったところでようやく名前が呼ばれ
先生から説明を聞くことになりました。

長くなるので続きます。。。


では最後に…  一日も早くカレンが元気になって…


一日も早くこのツーショットが復活しますように…


カレン頑張れ!

Thank you !     See you !

2022年7月28日木曜日

緊急事態発生!

カレンが胃捻転を起こしました。

気付いてすぐに病院へ走り、ガスを抜く処置と点滴をしてもらい最悪の事態は免れましたが
ねじれた胃を元に戻す手術をする必要があります。

カレンを連れて行ったのが午前中で、手術は昼からとのことだったので
ひとまず家に戻り手術終了の連絡を待つことに。

病院を出る前に、処置を終えて手術を待つカレンの様子を見せてもらいました。


異変に気付いたとき、そして病院へ向かう車の中ではかなり苦しそうでしたが…


ガスを抜いて少し楽になったようなので安心しました。

現在の時刻は午後4時なので、おそらく手術は終了して今は術後の様子見中だと思います。

最悪の事態とか、何かあったらすでに連絡があるはずだと思うので
手術は無事に成功したとポジティブに考えることに。

さて、カレンを病院に預けてきたので、当然今家の中にはホークだけ。


なんか…


そうなんです… 家の中はシ~~~ンとしています。

ホークがワサワサしてくれたら、少しは気もまぎれるんでしょうが…


半分白目向いて思いっきり寝てるし…(^^;)

静かな部屋の中で、病院からの連絡を今か今かと待っております。。。

Thank you !     See you !

2022年7月27日水曜日

その、まさかです

部屋を見渡してもハウスの中にもホークの姿がありません。


一体どこへ行ったんだ? と探しに行くと…


誰もいないキッチンの片隅にいました。


確かに周りでワサワサする誰かさんもいないし…


やっぱり来たか…(^^;)

そして、しばしホークの横でたたずんで…


ハイ、その、まさかです。


自分ひとりがリビングに取り残されたので
キッチンの様子が気になってやって来たんだと思いますが…


写真撮ってただけやで。。。

Thank you !     See you !

2022年7月26日火曜日

猛暑のトイレタイム

トイレタイムにワンたちを外へ出したら「なんじゃこりゃ?」という暑さ!


それもそのはず、デッキ周辺は…


わお! さっさとトイレを済ませて、家の中に避難だ~!

ですが、こんな日に限って…


猛暑の中、いつもしないような動きをして…


なかなかトイレをしてくれません…(^^;)


あの… 暑いんですけど。

で、ようやくカレンがシッコをして…


そして、これは2匹のトイレタイムのパターンなんですけど
ホークがカレンのシッコ周辺のにおいをかいで…


上からかぶせます…(^^;)


こうして猛暑のトイレタイムを終え
部屋に入ってすぐにくつろぎ始めた2匹ですが
なんだか2匹のこんな声が聞こえてきそうですね。


私も出たないねん。

Thank you !     See you !

2022年7月25日月曜日

みんなでわらわら…

週末あさんぽで、またまたゴルゴルコンビに会いました♪

公園で寄り道していたホークは、ちょっと遅れて合流。


なかなか落ち着いた感じであいさつが出来たんですが…


やはり…


こんな感じに…(^^;)


でも、みんながひとつにまとまった、こんな奇跡のような瞬間も!


ほんの一瞬だけでしたけどね(笑)。

Thank you !     See you !

2022年7月24日日曜日

トレーニングの成果は?

昨日のあさんぽ出発前の様子です♪

早朝から爆走するカレン!


早朝から瞑想するホーク(笑)。


さて、ちょうど1週間前に

カレンに首輪をつけるまでに少々時間がかかるので
最近は「コイ! → 首輪をつける → トリーツをあげる」ようにして
自由奔放すぎるカレンを鍛え直しております。

と書きましたが、今日はその成果を見ていただきましょう。

ダンナ君がカレンを呼ぶと…


ダンナ君のもとへ…


行かへんのか~い! ほんで、ホークが座ってるんか~い!

でも、少しはトレーニングの成果が出てきたようで…


好き勝手する時間は減ってきたような気がします。


さて、無事に首輪をつけたところで、ダンナ君がポケットをゴソゴソすると…


こうなりました(笑)。


もちろん視線の先には…


光り輝くトリーツが!

このトリーツ、カレン的には「トレーニングのご褒美」という感じでしょうけど
ホークにしてみたら…


てな感じかもね。

Thank you !     See you !

2022年7月23日土曜日

真夏の部活動

今日は芝生部の活動日!ということで朝から芝生を刈ることに。


まぁ正確には草刈り&キノコ刈り(狩り?)と言った方が良いかも知れませんが。


柵沿いや斜面の部分など、芝刈り機では刈りにくい場所を
ダンナ君が電動草刈り機でウィ~ンって刈って…


だだっ広い場所は芝刈り機でガ~ッと刈ります。


ダンナ君ひとりに任せて熱中症にでもなったら大変なので
今日は私も芝生部の活動に参加しました。

7時半から9時ごろまでの比較的早い時間帯に活動しましたが
日差しが照り付ける中での活動だったので暑いったらありゃしない。

途中、半分ほど刈ったところで、刈った部分とそうでない部分を見比べていたら…


日陰で休憩する裏切り者を発見!

で、芝刈りを終えキレイになった庭の写真を撮っていたら…


世の中そんなもんです。

今日の芝刈りの間に歩いた距離は1.6kmで歩数は約3.000歩。
朝からいい運動… いや、疲労困憊となりました…(^^;)

では、最後はワンコの写真で締めくくり。

いつの間にかカレンの足先とホークの鼻先がピトッてなって…


カレンが戸惑ってました(笑)。

Thank you !     See you !